平素より りすぷクラウド (RisuPu Cloud) をご利用いただき、誠にありがとうございます。
RSPインターネットグループ(代表者:陸ステ 以下、弊団体)は、
2025年11月04日(火)より提供開始した、りすぷクラウド(RisuPu Cloud)において、
2025年11月17日(月)のメンテナンス実施についての内容を開示させていただきます。
弊団体では、りすぷクラウド(英語表記:RisuPu Cloud 以下、本サービス)におきまして、
サービス仕様にもございます通り、ConoHa様提供のオブジェクトストレージのうちVer.2.0を
利用しておりましたが、今回のメンテナンスにより同サービスのVer.3.0環境へ変更を行いました。
本件とも関連した記事を2025年12月17日(水)公表予定の「Qiita ConoHa Advent Calendar 2025」にて公開いたします。
RisuPuブログにて掲載予定のため、ぜひご覧ください。
以下、技術的な内容も含まれますので是非お時間のある際にご参考ください。
変更経緯と致しましては、Ver.2.0環境の場合に特定のファイルを改変する必要性が生じます。
なお、本改変はライセンスなどで問題ないことを確認のうえで実施しておりましたが、更新を
行う度に同改変を行う必要性がございました。
ご参考にさせていただきましたコードはこちら
※弊団体が利用したのは「support-conoha-object-storage.patch」です。
「$objectStoreService = $client->objectStoreV1();」を
「$objectStoreService = $client->objectStoreV1($this->params);」に
変更対応したものです。
上記によりメンテナンスコストが上がってしまう懸念点とエラーが500番台であり、
仮に何らかの事情で当該ファイルが初期化されエラーが発生した際に原因の特定に
お時間をいただくケースがございました。
(オブジェクトストレージ間との接続不具合の原因は結論上記が要因でした。)
その為、本操作をすることなく運用できるVer.3.0環境への移行が今後安定して
ご提供することができると判断するに至りました。また、Ver.2.0環境につきましては
神姫受付が終了しているため、今後Ver.3.0環境のみで提供となる可能性もございます。
その場合、移行する際のデータ量を考慮し提供開始当初に実施することとしました。
尚、今回なぜGMOインターネット株式会社 ConoHa様提供のオブジェクトストレージを
利用するに至ったかにつきましても、ご説明いたしますと他社様とも比較検討致しました。
すでに弊団体とお取引実績のある さくらインターネット株式会社 様においても
さくらのクラウド上でご提供されておりますが、料金形態として転送量等の他に
課金要素が含まれており、複数のエンドユーザー様を収容する本サービスでは
想定することが難しい金額が請求される可能性もあり、今回採用を見送らせて
いただきました。海外系事業者のオブジェクトストレージサービスは多数あり
比較検討させていただきましたが、現状は弊団体の基準を満たさない状況等で
採用を見送らせていただく判断に至りました。
なお、より良いサービス環境となるよう日頃より進めています。
オブジェクトストレージ事業者がございましたら、ぜひ是非
弊団体まで情報をご提供いただけますと幸いです。
RisuPu Cloudは今後もお客様のご要望に応じて、
各種サービスの充実を図り、サービス品質向上に努めてまいります。
【サービスに関するお問い合わせ先】
●RSPインターネットグループ
RisuPu お客様センター
お問い合わせ:https://help.rspnet.jp/contact-form/
【更新情報】[CLD] バックエンドのオブジェクトストレージの変更
ニュース
